教育の特色
本園では、キリスト教の愛の精神に基づき、一人ひとりの子どもの自立を助けるモンテッソーリ教育の原理と方法、縦割り保育を取り入れ、それぞれの成長に合わせた保育を行っています。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソ ー リ教具を使った活動のことを「お仕事」といいます。
子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にして、 自分で選んだ教具で何度も繰り返し活動をしていき、 自立の心を育みます。 先生は子どもたちが安心して過ごせるよう環境を整え、 子どもを見守りながら、 必要な時に援ける(たすける)保育に取り組んでいます。
モンテッソーリ教育5つの領域
モンテッソーリ教育は5つの領域に分かれていますが、子どもたちはその中から自分自身でやりたい活動を選び、集中して取り組むことにより自分を育てていきます。
1.日常生活の練習
物や道具の正しい使い方を知り、心を使って身体をコントロールする中で、自分の身体の動かし方などを身につけていきます。毎日の生活につながる活動に取り組みます。2.感覚
人間が持っている視覚・聴覚・嗅覚・触覚を駆使して、物事の違いや変化に気付きます。それらの感覚を鋭敏にする中で、集中力も養います。3.数
ただ単に数を唱えるのではなく、抽象(数字・数詞)と具体(数量)を一致させていきます。また、法則性の気持ちよさを味わい正確な判断力を楽しみながら身につけていきます。4.言語
さまざまな物の名前や正しい書き方を知り、自分の想いを自由に表現していきます。社会性の基礎となる「お互いに理解し合う心」が育ちます。5.文化
世界に目を向けながら「平和を大切にする心」を養います。植物や生き物に触れながら「命の大切さ」についても知っていきます。縦割り保育
Aグループ(年長児)・Bグループ(年中児)・Cグループ(年少児)が一つのクラスで一緒に過ごします。年齢の異なる子どもたちが関わり合い、身近なお兄さん・お姉さんたちに憧れを持つことが意欲につながり、思いやりや協調性といった社会性が育ちます。
横割りグループ活動も行います
子どもの発達段階や興味に合わせたさまざまな活動に、学年ごとに取り組みます。お友達同士で心を合わせ、自分のできることを楽しみながら経験していきます。